東京ガスでんきのメリット・デメリットを徹底解説!他社比較・シミュレーション付き

会社

東京ガスでんきとは?

「電気代、最近高くなってきたな…」と感じていませんか?電力自由化によって、私たちは好きな電力会社を選べるようになりました。そんな中、ガス会社として有名な東京ガスも電力事業に参入し、「東京ガスでんき」を提供しています。

東京ガスはもともと都市ガスの供給を行っており、その信頼性と実績を活かして電気事業にも参入。「ガスと電気をまとめて契約するとお得になる」というセット割があるのが大きな特徴です。

電力自由化と東京ガスでんきの立ち位置

2016年の電力自由化以降、さまざまな企業が電力事業に参入しました。新電力会社は価格競争を繰り広げ、大手電力会社(東京電力など)から乗り換える人が増えています。その中で東京ガスでんきは「電気とガスをセットでお得に」という戦略を打ち出し、契約者を増やしてきました。

東京ガスでんきは、東京電力の管轄エリア(関東エリア)で利用可能です。具体的には以下の地域が対象です。

  • 東京都
  • 神奈川県
  • 千葉県
  • 埼玉県
  • 茨城県
  • 栃木県
  • 群馬県
  • 山梨県
  • 静岡県(富士川以東)

東京ガスでんきは本当にお得?

「東京ガスの電気って本当にお得なの?」と思っている方も多いでしょう。そこで、簡単にポイントをまとめました。

セット割がある → ガスと電気をまとめると0.5%の割引
基本料金が安めに設定されている
燃料費調整額の影響を受けやすい(注意点あり)
契約・解約手数料が無料なので気軽に試せる

では、東京ガスでんきのメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。

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  1. 東京ガスでんきのメリット・デメリット
    1. メリット
      1. 電気とガスをまとめるとセット割引が適用
      2. 電気料金プランが豊富
      3. 契約・解約時の手数料なし
      4. 自社発電による安定供給
      5. 新規契約キャンペーン(基本料金1ヶ月無料)
    2. デメリット
      1. 燃料費調整額の上限がないため料金変動リスクがある
      2. 提供エリアが東京電力管内に限定されている
      3. ガス料金自体の割引はない
      4. 東京電力の特定プラン(燃料費調整額の上限あり)と比較すると、高くなる可能性がある
  2. 【重要】燃料費調整額のリスク解説
    1. 燃料費調整額とは?
    2. 東京ガス vs 東京電力:燃料費調整額の違い
  3. 【競合比較】東京ガス vs 他の電力会社(料金・サービス)
    1. 料金比較表
    2. 各社の特徴と東京ガスでんきの強み
      1. 東京電力(従量電灯B)
      2. Looopでんき
      3. CDエナジー
      4. 東京ガスでんきの強み
  4. 最適プランの選び方
    1. 一人暮らし向け(30A・120kWh/月)
    2. ファミリー向け(40A・400kWh/月)
    3. オール電化世帯(50A以上・時間帯別プラン)
  5. 【シミュレーション】実際にどれくらいお得?
    1. モデルケース1:一人暮らし(30A・120kWh/月)
    2. モデルケース2:ファミリー世帯(40A・400kWh/月)
  6. 東京ガスでんきのキャンペーン情報(2025年最新)
    1. 新規契約で基本料金1ヶ月無料
    2. セット割(ガスと一緒に契約で電気代0.5%割引)
    3. パッチョポイント制度(電気・ガス料金に応じたポイント付与)
  7. 契約方法(手順・発生する費用)
    1. 契約の流れ
    2. 発生する費用
  8. 解約方法(手順・発生する費用)
    1. 解約の流れ
    2. 発生する費用
  9. 他サービスとの連携
  10. まとめ

東京ガスでんきのメリット・デメリット

メリット

電気とガスをまとめるとセット割引が適用

東京ガスでんきの最大のメリットは「セット割」です。
ガスと電気を両方契約すると、電気料金の合計額から0.5%割引されます。

例:月の電気代が10,000円の場合 → 50円割引(年間600円お得!)
「意外と少ない?」と思うかもしれませんが、毎月の固定費を削減できるのは大きなメリットです。

電気料金プランが豊富

東京ガスでは主に4つの料金プランを提供しています。

  • 基本プラン(一般家庭向け)
  • さすてな電気(再生可能エネルギー由来の電気を使用した環境配慮型プラン)
  • ずっとも電気3(商店やオフィス向け)
  • 時間帯別プラン(オール電化住宅向け)

一般的な家庭では「基本プラン」を選ぶのが無難です。

契約・解約時の手数料なし

「契約したら解約しづらいのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、東京ガスでんきは契約・解約時の手数料が一切かかりません。
違約金もなしなので、「試しに乗り換えてみる」のもアリですね。

自社発電による安定供給

東京ガスは自社で発電所を持っており、電力供給の安定性が高いのもポイント。
電力会社によっては、電力調達コストの増加で電気代が急上昇することもありますが、東京ガスは比較的安定した価格設定が可能です。

新規契約キャンペーン(基本料金1ヶ月無料)

現在、東京ガスでんきを新規契約すると、基本料金が1ヶ月無料になるキャンペーンを実施中です。

デメリット

燃料費調整額の上限がないため料金変動リスクがある

ここが東京ガスでんきの最大の注意点!
電気料金には「燃料費調整額」という項目があり、これは燃料価格の変動に応じて毎月の電気料金に上乗せされるものです。

  • 東京ガスでんき → 燃料費調整額の上限なし(変動が大きい)
  • 東京電力の規制料金(従量電灯B)→ 上限あり(一定額以上は値上がりしない)

そのため、燃料費が高騰すると、東京ガスの電気代が急激に上がる可能性があります。

提供エリアが東京電力管内に限定されている

東京ガスでんきは関東エリアのみの提供なので、地方在住の方は利用できません。

ガス料金自体の割引はない

「セット割があるのに、ガス料金の割引はないの?」と思うかもしれませんが、東京ガスのセット割は電気料金のみに適用されます。
そのため、「ガス代も安くしたい」という場合は、他のガスプランを検討するのも良いでしょう。

東京電力の特定プラン(燃料費調整額の上限あり)と比較すると、高くなる可能性がある

燃料費調整額の影響を受けるため、電気代の変動が大きいのがネック。
電気代を安定させたい人は、燃料費調整額に上限のある東京電力の「従量電灯B」を選ぶのもアリです。

【重要】燃料費調整額のリスク解説

燃料費調整額とは?

「燃料費調整額って何?」と思う方も多いですよね。
簡単に言うと、電気を作るために必要な燃料(石炭・LNG・原油など)の価格変動を電気料金に反映する仕組みです。

  • 燃料価格が上がると… → 電気料金も上がる
  • 燃料価格が下がると… → 電気料金も下がる

東京ガス vs 東京電力:燃料費調整額の違い

項目東京ガス東京電力(従量電灯B)
燃料費調整額の上限なしあり
料金変動のリスク高い(燃料費次第で大幅に上がる)低い(一定額以上は上がらない)

東京ガスでんきは「燃料費調整額の上限がない」ため、燃料価格が急騰すると、そのまま電気料金に反映されてしまいます。
逆に、燃料費が安くなれば電気代も下がりますが、近年の傾向を見ても「高騰するケース」の方が多いため、慎重な検討が必要です。

【競合比較】東京ガス vs 他の電力会社(料金・サービス)

東京ガスでんきが本当にお得かどうかを判断するには、他の電力会社と比較することが重要です。ここでは、東京電力をはじめ、LooopでんきやCDエナジーなど、人気のある電力会社との比較を行い、それぞれの特徴を解説します。

料金比較表

項目東京ガス東京電力(従量電灯B)LooopでんきCDエナジー
基本料金(30A)885.72円990.00円0円874.50円
従量料金(120kWh以上)35.41円/kWh36.40円/kWh29.50円/kWh31.00円/kWh
燃料費調整額の上限なしありなしあり
セット割あり(0.5%)ありなしあり
解約手数料なしなしなしなし
オール電化プランありありなしあり

各社の特徴と東京ガスでんきの強み

東京電力(従量電灯B)

  • 燃料費調整額に上限があるため、価格の変動が少ない
  • 基本料金・従量料金は東京ガスよりもやや高め
  • オール電化向けプランが充実

おすすめな人
電気料金を安定させたい人
オール電化住宅に住んでいる人

Looopでんき

  • 基本料金0円!使った分だけ支払う
  • 燃料費調整額に上限がなく、料金変動のリスクがある
  • 電気使用量が少ない一人暮らしには不向き(単価が高いため)

おすすめな人
電気をたくさん使う家庭(基本料金なしの恩恵が大きい)
契約の自由度を重視する人

CDエナジー

  • セット割が充実(ガス・電気・ネット割引)
  • 燃料費調整額に上限があり、電気代の変動が少ない
  • 料金設定がシンプルで分かりやすい

おすすめな人
セット割を最大限活用したい人
電気代の変動を抑えたい人

東京ガスでんきの強み

💡 セット割がある(ガス契約との併用で0.5%割引)
💡 基本料金・従量料金ともに比較的安めに設定
💡 契約・解約手数料が無料なので気軽に試せる

最適プランの選び方

「どの電気プランを選べばいいか分からない…」そんな方のために、一人暮らし・ファミリー世帯・オール電化住宅ごとに最適なプランを紹介します。

一人暮らし向け(30A・120kWh/月)

おすすめプラン:東京ガス「基本プラン」 or 東京電力「従量電灯B」

  • 電気の使用量が少ないため、基本料金が低いプランを選ぶのが◎
  • 燃料費調整額の影響を避けるなら、東京電力の「従量電灯B」が安心
  • 逆に、「Looopでんき」など基本料金0円のプランは、使用量が少ないと割高になりやすい

燃料費変動リスクが気になるなら「東京電力」
➡ 少しでも安くしたいなら「東京ガスでんき」

ファミリー向け(40A・400kWh/月)

おすすめプラン:東京ガス「基本プラン」

  • 電気をたくさん使うほど、東京ガスでんきのセット割(0.5%)の恩恵を受けやすい
  • 東京電力と比べると基本料金・従量料金が安く、家計負担を抑えられる
  • Looopでんきも選択肢になるが、燃料費調整額の影響を受けやすいため注意

ガスとまとめて契約できるなら、東京ガスでんきがお得

オール電化世帯(50A以上・時間帯別プラン)

おすすめプラン:東京電力「スマートライフプラン」

  • 東京ガスの時間帯別プランよりも、東京電力のオール電化向けプランの方が安くなる可能性が高い
  • ナイトタイムの電気代が安く、夜間に電気をたくさん使う家庭には有利
  • セット割が適用できない点は注意

オール電化なら、東京ガスでんきではなく「東京電力」の方が向いている

【シミュレーション】実際にどれくらいお得?

では、実際に東京ガスでんきと東京電力の料金を比較してみましょう。

モデルケース1:一人暮らし(30A・120kWh/月)

項目東京ガス東京電力(従量電灯B)
基本料金885.72円990.00円
従量料金120kWh × 29.90円 = 3,588円120kWh × 29.80円 = 3,576円
燃料費調整額なし(変動)あり(上限あり)
合計約4,474円約4,566円

東京ガスの方が92円安いが、燃料費調整額の影響を受ける点に注意

モデルケース2:ファミリー世帯(40A・400kWh/月)

項目東京ガス東京電力(従量電灯B)
基本料金1,180.96円1,320.00円
従量料金400kWh × 35.41円 = 14,164円400kWh × 36.40円 = 14,560円
セット割(0.5%)-75円なし
燃料費調整額なし(変動)あり(上限あり)
合計約15,270円約15,880円

東京ガスの方が610円安く、年間で約7,320円の節約になる

東京ガスでんきのキャンペーン情報(2025年最新)

「どうせ乗り換えるなら、お得なタイミングで!」と考えている方も多いですよね。東京ガスでんきでは、新規契約や継続利用で適用されるキャンペーンを実施しており、タイミングによってはより安く利用できます。

新規契約で基本料金1ヶ月無料

(画像引用:東京ガス公式HP)

現在、東京ガスでんきを新規契約すると、基本料金が1ヶ月無料になるキャンペーンを実施中です。

例えば、契約アンペア数ごとの基本料金無料額は以下の通りです。

契約アンペア数基本料金(通常)キャンペーン割引額
30A885.72円無料(0円)
40A1,180.96円無料(0円)
50A1,476.20円無料(0円)
60A1,771.44円無料(0円)

ファミリー世帯なら、約1,000円以上お得になる可能性あり!

セット割(ガスと一緒に契約で電気代0.5%割引)

東京ガスのガス契約とセットで申し込むと、電気代が毎月0.5%割引される特典があります。

例えば、月の電気代が10,000円なら…

10,000円 × 0.5% = 50円割引(年間600円お得!)

「そこまで大きな割引じゃない…?」と思うかもしれませんが、ガスと電気を一本化することで支払いの管理がラクになるというメリットもあります。

パッチョポイント制度(電気・ガス料金に応じたポイント付与)

東京ガスには、「パッチョポイント」と呼ばれるポイント制度があります。

電気料金1,000円ごとに15ポイント付与
ガス料金1,000円ごとに5ポイント付与
ポイントはdポイント・楽天ポイント・WAONポイントなどに交換可能

電気とガスをセットで契約すれば、毎月の光熱費に応じて自動的にポイントが貯まり、各種ポイントサービスに移行できます。

契約方法(手順・発生する費用)

「東京ガスでんき、ちょっと気になるけど…契約って面倒じゃない?」と思っている方もいるかもしれませんね。

実は、東京ガスでんきへの申し込みはとても簡単で、現在の電力会社への解約手続きも不要!ここでは、契約手続きの流れと発生する費用について解説します。

契約の流れ

東京ガスでんきの申し込みは、以下の4ステップで完了します。

① 東京ガスの公式サイトで申し込み
申し込みはオンラインで完結!契約時に以下の情報が必要になります。

  • 現在の電力会社の契約情報(検針票など)
  • 供給地点特定番号(検針票に記載)
  • 使用者情報(氏名・住所・電話番号など)

② スマートメーターの設置(未設置の場合)
すでにスマートメーターが設置されている場合は、このステップは不要です。
未設置の場合は、東京ガスが無料で交換を手配してくれます。

③ 現在の電力会社との契約解除は不要
東京ガスが手続きを代行してくれるので、自分で解約連絡をする必要はありません。

④ 切り替え完了(申し込みから1ヶ月以内)
次回の検針日から東京ガスでんきの契約がスタートします。

発生する費用

項目費用
契約手数料なし
初期費用なし
スマートメーター設置費用無料(原則)
解約手数料なし

契約・解約に関する手数料がかからないので、気軽に試せるのがポイント!

解約方法(手順・発生する費用)

「東京ガスでんきに契約したけど、やっぱり他の電力会社に乗り換えたい…」という場合も、解約手続きはシンプルです。

解約の流れ

① 乗り換え先の電力会社を決定
➡ 新しい電力会社の申し込みを行う(東京電力・Looopでんき・CDエナジーなど)

② 乗り換え先の電力会社が東京ガスに解約手続きを代行
➡ 自分で東京ガスに解約連絡をする必要なし

③ 次の検針日から新しい電力会社の契約が適用される
➡ 切り替え後も停電などの影響はなし

発生する費用

項目費用
解約手数料なし
違約金なし
スマートメーターの交換費用なし

契約期間の縛りもなく、いつでも自由に乗り換え可能!

他サービスとの連携

東京ガスでんきは、ガスやポイントサービスなど、他のサービスと連携することでさらにお得に利用できます!

ガスとのセット割(毎月の電気代0.5%割引)
「パッチョポイント」システム(電気・ガス料金に応じたポイント還元)
東京ガスの水まわり・電気設備トラブルサポート(有料オプション)

特に「電気とガスを一緒にまとめると、支払い管理がラクになる」という点は、忙しい方にとって大きなメリットです。

まとめ

最後に、東京ガスでんきのポイントをおさらいしましょう。

セット割や基本料金無料キャンペーンが魅力
燃料費調整額の上限がないため、電気料金が変動しやすい点に注意
他社との料金比較やシミュレーションを活用し、自分に合ったプランを選ぼう
契約・解約手数料が無料で、気軽に乗り換えが可能

電気料金は固定費の中でも大きな部分を占めるため、少しの違いが年間で数千円~数万円の差になります。
「東京ガスでんきが本当に自分に合っているのか?」をしっかり比較し、最適なプランを選んでみてくださいね!

あなたの電気代、本当に今のままでいいですか?

電気代の見直しで、年間数千円〜数万円の節約が可能です。
東京ガスでんきなら、ガスとまとめてもっとお得に。
まずは簡単1分、料金シミュレーションであなたの節約額をチェックしてみませんか?

プロフィール
光熱費の匠

「光熱費の匠」は、広告代理店として電気・ガス会社のサポート経験を積み、電気・ガス業界に精通した光熱費のプロです。実務経験をもとに、電気料金・ガス料金の見直しや最適プランの比較検討をサポートし、皆さまの光熱費節約に役立つ情報を発信しています。

また、最新の通信業界ニュースやキャンペーン情報をわかりやすく解説し、生活インフラのコスト削減をトータルでサポート。電気・ガスから通信費まで幅広くカバーし、日々の支出を抑えるためのヒントを提供します。

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