米が高い理由は?農家と政府の動きから読み解く

その他

「JAの中抜き」じゃない?本当の“高騰の構造”

ネット上では「米が高いのはJAの中抜きが原因」といった声も見られますが、実はその見方は誤解です。
本当に米価格が高騰した背景には、農家の事情と政府の政策判断のミスマッチが深く関係しています。

この記事では、農家側の視点と政府側の対応状況を両面から分析し、「なぜ高くなったのか?」を丁寧に解説します。

👇youtubeでもわかりやすく動画にて解説しています!ぜひチェックお願いします!
スマホ・光熱費・ネットなど固定費にかかわることを発信していますので是非フォローお願いします

シミュレーション
光熱費の匠/今月のイチオシ!

エルピオ都市ガス / キャッシュバックキャンペーン

エルピオ都市ガスキャンペーン

キャンペーン内容 / 特徴

      
  • 最大10,000円キャッシュバック!
  • 手数料・解約違約金なし!
  • 地域別の大手都市ガスより安い価格設定
  • 安心の24時間365日サポート
  • でんき・ガスセット割引あり
\ 最大10,000円キャッシュバック! /
あなたに最適なプランを
無料で30秒診断!
※業界最多の比較数で、あなたにぴったりの電力・ガス会社が分かります
本記事はPRを含みます

当サイトはアフィリエイトプログラムを利用して商品の紹介を行っております。当サイトを経由しサービスのお申込みや商人の購入があった場合には提供企業から報酬を受け取る場合がありますがこれは当サイト内の各サービスの紹介や評価ランキングに影響を及ぼすものではございません。最新の情報については必ず公式サイトをご確認ください

【農家目線】なぜ米を作れなかった?減反政策と作付制限の影響とは

作付面積の減少政策

政府は2020年頃から「米の需要が減っている」として、農家に対して作付面積の縮小を推奨してきました。
これは在庫過剰を避けるための対応であり、

  • 減反政策(作るなと指導)
  • 交付金制度での圧力

が背景にあります。

しかし2024年、需要が急増!

  • インバウンド(訪日観光客)の復活
  • 外食産業の需要回復
  • 消費者の「まとめ買い・備蓄」傾向の高まり

など、需要は反転。しかし生産は間に合わず、供給不足に拍車がかかりました。

【政府の失敗】備蓄米の放出遅れと供給戦略の誤算を徹底解説

備蓄米放出が9か月遅れ

農林水産省は「米はある」と主張していたものの、スーパーでは品薄状態が続く状況に。
備蓄米30万トンの放出が決定したのは2025年5月で、需要ピーク(2024年秋冬)には間に合いませんでした。

輸出拡大と家庭供給のバランス崩壊

「日本の米が海外より安い」として、政府が輸出促進を進めた結果、
家庭向けの供給量が足りなくなり、米不足感がさらに強まるという逆効果も。

【よくある誤解】JAは悪者?米価格とJAの関係を正しく理解する

一部でささやかれる「JAが中抜きしてる」という説ですが、

  • JAは単に集荷・販売の仲介をしているにすぎず
  • 実際の価格決定は市場原理・生産コスト・需給関係がベース

であるため、JA=悪者論は根拠に乏しいと言えます。

【今後の動向】価格は下がるのか?消費者・農家・政府の注目点まとめ

観点内容
農家の生産意欲高齢化・後継者不足により、急に生産量は回復しにくい
政府の次の判断備蓄米の再放出タイミングや輸出の制限有無が焦点
消費者の買い方傾向予約・農家直販・まとめ買いが今後のトレンドとして定着しつつある

「米が高いのは誰かが儲けているせい」と考えるのは短絡的です。
実際には、需要の急増と供給のコントロールミス、さらに天候不順や構造的な農業の課題が絡んでいるのです。

消費者としては、構造的な背景を理解し、冷静に備えと対策を進めることが重要です。

プロフィール
光熱費の匠

「光熱費の匠」は、広告代理店として電気・ガス会社のサポート経験を積み、電気・ガス業界に精通した光熱費のプロです。実務経験をもとに、電気料金・ガス料金の見直しや最適プランの比較検討をサポートし、皆さまの光熱費節約に役立つ情報を発信しています。

また、最新の通信業界ニュースやキャンペーン情報をわかりやすく解説し、生活インフラのコスト削減をトータルでサポート。電気・ガスから通信費まで幅広くカバーし、日々の支出を抑えるためのヒントを提供します。

光熱費の匠をフォローする
その他暮らし